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健康サプリ、豪華弁当も 「敬老の日」商品が多様化

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月16日(金)8時19分配信

 敬老の日(19日)を前に、静岡県内百貨店で商戦が本格化してきた。秋物衣料や豪華な弁当、健康グッズなどが定番だが、活動的なシニア層の増加を受けて商品展開は多様化。「敬老」という言葉自体が敬遠される傾向があるとして、各百貨店とも特設スペースはなく、売り場単位でさりげない販促に努めている。

 敬老の日をとりわけ重視しているのは松坂屋静岡店(静岡市葵区)。大手調査会社が実施した大丸松坂屋百貨店の来店調査で、年配者の割合が東京・上野店に次いで2番目に高いと判明したことが背景にある。

 同店の商戦の注目株はサプリメント。普段から60~70代の客が多く、血圧低下や疲労回復、老化抑制などに効果がある商品が売れ筋という。売り場担当者は「ずっと若々しくいてほしいという思いを伝えられる贈り物になる」とアピールする。

 静岡伊勢丹(同)は、割れた場合に新品と交換できる生涯補償付きグラスなどユニークな商品を扱う。19日には、祖父母を交えて家族で記念撮影できるコーナーを設ける。広報担当者は「ただプレゼントを贈るだけではなく、家族で一緒に買い物や食事、旅行を楽しむなど体験を伴う祝い方に変わってきた」と話す。

 各百貨店とも、母の日やこどもの日のような特需はなく、静かに盛り上がるのが敬老の日の特徴とみる。遠鉄百貨店(浜松市中区)は、明るい配色の雑貨やおしゃれなナイトウエアなどに加え、食品にも力を注ぐ。主力は3千円前後の祝い膳。豪華な弁当を囲んだ家族のだんらんを提案している。

静岡新聞社

最終更新:9月16日(金)8時19分

@S[アットエス] by 静岡新聞