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ドルが対円で下落、日銀の緩和効果に懐疑ムード=NY市場

ロイター 9月16日(金)7時21分配信

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で下落。日銀が追加金融緩和に動いても、円を押し下げることができるかどうかは疑わしいとの見方が強まった。来週の日米の金融政策会合を控えたポジション調整や、資源通貨の値上がりも、ドルの下げ圧力になった。

終盤のドル/円<JPY=>は0.22%安の102.18円。朝方は、日銀の追加緩和期待を背景に102.74円まで円安/ドル高が進む場面があった。

ただその後、日銀が国債イールドカーブのフラット化修正策などを通じて円安にすることができるか疑問視する声が優勢となった。

コモンウェルス・フォーリンエクスチェンジのチーフ市場アナリスト、オマー・エシナー氏は「日銀が追加緩和を実施しても、果たして円相場に影響力を及ぼせるかという疑いにはそれなりの正当性がある」と指摘した。

日銀は今年1月にマイナス金利導入を決定して円押し下げを狙ったが、それ以降で円はドルに対して15%強上昇している。

ドルが午前中にある程度上昇したことを受け、利益確定売りの動きも見られた。BKアセット・マネジメントのFX戦略マネジングディレクター、ボリス・シュロスバーグ氏は、来週の日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、恐らくはポジションの偏りを解消する動きが数多く出ていると思う、と述べた。

原油価格が反発したため、直近の豪ドル/米ドル<AUD=D4>は0.66%高の0.7515米ドル、ニュージーランドドル/米ドル<NZD=D4>は0.44%高の0.7313米ドルとなった。

終盤のユーロ/ドル<EUR=>は0.05%安の1.1243ドル。

ドル/円 NY終値 102.09/102.10

始値 102.42

高値 102.74

安値 101.95

ユーロ/ドル NY終値 1.1241/1.1247

始値 1.1238

高値 1.1283

安値 1.1226

最終更新:9月16日(金)7時33分

ロイター