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「危ないだに~」遠州弁の交通標語で事故防止 浜松

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月16日(金)8時50分配信

 浜松市の東区協議会交通安全委員会と交通安全協会浜松東地区支部が、遠州弁の交通安全標語を作り、事故防止の啓発活動を展開している。「どやばいら」「危ないに」―。同市は10万人当たりの人身事故発生件数が20政令市で7年連続最多で、東区は行政区別で最も発生率が高い。敬老の日(19日)が近づく中、「事故に遭わずに長生きを」との願いを込める。

 遠州弁標語は高齢者事故を減らそうと同委員会が発案した。3年前から標語や注意点を載せたチラシを敬老の日前後に配布し、本年度からは区民だよりにも標語の掲載を始めた。

 標語は毎年更新し、今年は交通安全指導員9人が20首を作った。新人の小楠未那美さん(21)=磐田市=は街頭指導中に一時停止をしない自転車の多さに驚いた。その思いを、すごくひどい様子を表す時によく発する「どやばいら」を使って、「どやばいら 一時不停止 多すぎる」と表現した。

 「反射材 暗い夜道で ばか目立つ」を考えた矢崎真衣さん(28)=浜松市東区=は、「すごく」など強調を意味する遠州弁「ばか」を使い、日没が早くなる時期の反射材利用を訴えた。端を意味する方言「くろ」を使った「道路はね くろを歩かにゃ いかんだに」も新作だ。

 矢崎さんは「高齢者教室の演劇でも、遠州弁が出ると笑いが起きる。高齢者から知らない方言を教わり交流にもつながる」と効果を感じる。

 今年の県内、浜松市内とも人身事故発生件数、死者数、負傷者数が全て前年を下回るトリプル減(5日現在)だが、東区はトリプル増。

静岡新聞社

最終更新:9月16日(金)8時50分

@S[アットエス] by 静岡新聞