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今オフFAの目玉 オリ糸井が長打力より評価されているモノ

日刊ゲンダイDIGITAL 9月16日(金)12時12分配信

 それが魅力ではないという。オリックスの糸井嘉男(35)は、四球を挟んでの3打席連続の本塁打で、ソフトバンクと優勝を争う古巣のファンを落胆させた。

 1本目は初回、日本ハム先発・メンドーサの初球をライナーで右翼スタンドに放り込むと、二回は1死一塁から右翼越えの2ラン。第3打席は四球を選び、4-0で迎えた七回には、日本ハム3番手・鍵谷が投げた150キロの外角球を左翼スタンドへ運んだ。

 糸井はキャリア初の1試合3ホーマーについてこう言った。

「1本目は初球からいこうと思った。2本目は追い込まれたが、うまく反応できた。3本目は、エースの金子が投げていたので、どうしても勝ちたい試合だった。ここでも打ちたかった」

 糸井は今オフ、FA市場の野手では目玉中の目玉。権利を行使すれば阪神や巨人が手を挙げるともっぱらだ。この日の3本塁打は強烈アピールになったはずだが、あるセの球団関係者は「糸井の持ち味はホームランじゃありませんよ」と言って、こう続ける。

「守備範囲は広いし、肩も強い。守りは一級品です。攻撃に関しては、球場が広いパだから本塁打は毎年15~20本ぐらいだが、セなら25本以上は打つかも知れない。でも、ここぞというときの一発が糸井の魅力ではない。広角に打てる技術とタイトルを3度取った出塁率です。糸井は選球眼がよく、四球も多い。足があるので二塁打が多く、もっか51盗塁はリーグ最多でタイトルも狙える。福良監督は今季、糸井を3番で使ってきたが、8月下旬に1番に据えてから打線がよくなった。チーム事情にもよるだろうが、1番で使うのがベストだと思う。打席でも、塁に出てもバッテリーにプレッシャーを与えることができ、相手ベンチからすれば非常に嫌な選手。こういうタイプは、今のセにはいません」

 巨人と阪神が欲しいわけだ。

最終更新:9月16日(金)12時12分

日刊ゲンダイDIGITAL

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