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中日、W流出ピンチ!いまだ話し合いの設定なし…大島いらだち隠せず

サンケイスポーツ 9月16日(金)7時0分配信

 今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した中日・大島洋平外野手(30)が15日、ナゴヤドームでの練習後、権利行使について自らの思いを吐露した。球団からいまだ話し合いの設定がないことにいらだちもみせ、同じく国内FA権を持つ平田良介外野手(28)とともに、主軸の“W流出”という最悪の事態の可能性が出てきた。

 168でリーグ2位の安打数を誇る竜のリードオフマンが、いらだちを隠さなかった。8月16日に国内FA権を取得した大島に、シーズン残り9試合となった今も、球団から話し合いの申し入れがないのだ。

 「まず話をしないと」

 これまでフル出場で、打率・299で盗塁数も24。俊足を生かした守備範囲の広さで、走攻守に欠かせない。それがこんな扱い…。球団の姿勢がいまだ見えない。大島には怒りを抑えられない理由があった。

 「中日の評価が基準になりますけど、納得しなければ、評価してもらうところに行く」

 もちろん評価とは、提示額となる。現在の年俸は、人的補償を伴うBランクだが、9000万円はお買い得。他球団も水面下で熱視線を送る。

 「名古屋出身ということで、当然ドラゴンズに愛着はあります。でも、それだけの評価をしてもらえないと、こちらも考えることになる」

 大島は、2年前の契約交渉でコストカットを推し進めた落合査定に、初めて保留を突きつけた実績もある(1775万円増の7400万円は変わらず)。当然、今回も条件提示に納得しなければ、FA行使もいとわない覚悟だ。

 大島だけではない。現在右肩痛で2軍でリハビリ中の平田も立場は同じ。今季国内FA権を取得したキャプテンは、14本塁打で、6年連続2桁本塁打を記録。Bランクだが、7000万円はお値打ち。平田も昨年まで契約交渉で2年連続で保留した芯の強さを持つ。

 実力だけでなく、人気も高い2人の流出となれば、戦力だけでなく、営業面でもダブルの痛手となる。

 谷繁監督休養に続き、チームを支えるダブル外野手の流出危機。最下位に低迷する竜に、常勝軍団だったかつての面影はない。

最終更新:9月16日(金)7時57分

サンケイスポーツ