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北朝鮮核「重大な脅威」=自衛隊新任務の訓練報告―日米防衛相

時事通信 9月16日(金)7時37分配信

 【ワシントン時事】稲田朋美防衛相は15日、米ワシントン近郊の国防総省を訪れ、カーター国防長官と初めて会談した。

 北朝鮮の核・ミサイル開発は「安全保障上の重大な脅威だ」との認識で一致し、緊密に連携して対処していくことを確認。稲田氏は安全保障関連法に基づく陸上自衛隊の「駆け付け警護」などの訓練を開始したことを報告し、カーター氏は「歓迎する」と応じた。

 稲田氏は会談で、北朝鮮の5回目の核実験や度重なるミサイル発射について「明白な国連安保理決議違反で、断固非難する」と表明。カーター氏は「核の傘」を含む拡大抑止政策を「堅持する」と伝えた。両氏は連携に当たって、新たな日米防衛協力の指針(ガイドライン)に基づく同盟調整メカニズムを活用していくことも確認した。

 駆け付け警護などの訓練は、11月から南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣する予定の陸上自衛隊部隊への新任務付与を念頭に置いたものだ。これに関し、稲田氏に同行した防衛省幹部は、今週から机上訓練に加え、実動訓練が始まったことを明らかにした。

 双方は中国が進める南シナ海の軍事拠点化について「国際社会の懸念事項だ」との認識で一致。稲田氏が沖縄県・尖閣諸島周辺での中国公船の領海侵入を取り上げ、「主権の侵害で断固受け入れられない」と述べたのに対し、カーター氏は「尖閣諸島は日米安保条約の適用対象」との米側の立場を改めて説明した。 

最終更新:9月16日(金)10時21分

時事通信

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