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【雨宮天】「温かいやさしい気持ちになれるエピソードばかりです」PS Vita『プラスティック・メモリーズ』キャストインタビュー第9弾

ファミ通.com 9/16(金) 12:02配信

●「『プラスティック・メモリーズ』のことにすごく詳しくなれる作品です」(雨宮)
 2016年10月13日発売予定のプレイステーション Vita用ソフト『プラスティック・メモリーズ』。同作に登場するキャラクターを演じる声優陣に、ファミ通.comが独占インタビューを敢行。9回にわたって、そのインタビューをお届けしていく。第9弾は、アイラ役の雨宮天さんだ。

■雨宮天さん(文中は、雨宮)
8月28日生まれ。『アカメが斬る!』(アカメ役)、『一週間フレンズ。』(藤宮香織役)、『アイドルマスター ミリオンライブ!』(北沢志保役)など。


■キャラクター紹介
アイラ
感情をあまり表に出さないギフティアで、ツカサとコンビを組んで仕事になる本作のヒロイン。仕事についてあまり分かっていないツカサをサポートする。


――『プラスティック・メモリーズ』がゲーム化されることを聞いたときの感想を聞かせてください。
雨宮 いったいどんなゲームになるのだろうとワクワクしました。台本をいただいて見てみたらすごいセリフ量があり、アニメでは描かれなかったストーリーも描かれるということで、とても楽しみになりましたね。

――アニメから1年が経過してからのゲーム化となりますが、その点についてはどう感じられましたか?
雨宮 「いまの私にアイラを演じられるのか?」という不安な気持ちがありました(笑)。そのために、アニメを見直したり、キャラクターソングを聴き直したりしました。

――それだけ準備されての収録だったとのことですが、ひさしぶりにアイラを演じてみていかがでしたか?
雨宮 アニメで描かれていたシーンは、セリフも変わらずそのままだったので、「こんなお話もあったなー」と思い出しながら収録していました。ほかのキャラクターと声を合わせるシーンでは、先に収録されたキャストさんの声を聞きながら収録したのですが「あっ、ツカサ(※内匠靖明さん)の声だ!」と、懐かしかったです。

――オリジナルエピソードの部分はいかがですか?
雨宮 アニメで描かれなかったシーンがとにかくたくさん詰まっています。アニメで描かれたシーンとシーンのあいだの出来事が描かれていたり、キャラクターたちのその後を知ることができたりします。そのほかにも、ギフティアの構造について詳しく知ることができるので、台本をチェックしているときから、すごく楽しかったですね。

――ということは、アニメでは謎だった部分がかなり明らかになるのですね。
雨宮 本当に『プラスティック・メモリーズ』のことにすごく詳しくなれるゲームなので、アニメをご覧になっていた方には、ぜひプレイしてほしいです。アニメ本編のシナリオだけではなく、+αのシーンも満載で、アニメとは少し違ったラストが複数描かれています。そのシナリオがすごく新鮮で、「ツカサの選択によっては、こういう風になっていてもおかしくなかったのかな」と思うようなものがたくさん詰まっていますので、『プラスティック・メモリーズ』のファンの方は、絶対に楽しめるゲームだと思います。

――なるほど、それは楽しみですね。では、オリジナルシナリオ部分のお気に入りのシーンを教えてください。
雨宮 本当にたくさん収録したので、すごく迷いますね。ツカサとアイラのふたりが料理をしたり、いっしょにゲームをしたりというような日常は、お気に入りのシーンのひとつです。とくに料理のシーンは、食材の買い出しに行くところからしっかり描かれているんですよね。基本的にふたりとも初挑戦のことばかりなので、初々しい姿がたくさん見られますし、アイラのかわいいところもいっぱいなので、楽しみにしていてください。そのほかにも、キャラクターひとりひとりについて、アニメ以上に掘り下げられているところは、すごく魅力的だと感じました。たとえば、シェリーは、そこまで口数が多いキャラクターではないので、アニメを見ていた方からすると、“ふだんはどんな子なんだろう?”と疑問だったと思うんです。でも、ゲームでは、シェリーがどういう性格のキャラクターなのかバッチリわかるくらい細かく描かれています。もちろん、シェリー以外にも、ミチルルートやカヅキルートというように、それぞれキャラクターのルートがあって、各キャラクターのことをより詳しく理解できるシナリオになっているので、とてもおもしろかったです。

――アニメではツカサとアイラのふたりがメインで描かれていましたからね。
雨宮 そうですね。でも、アイラもよく言っていましたけど、本当に第1ターミナルサービスのみんなはやさしくていい人たちばかりなんですよ。だから、誰のことを知っても「本当にステキな人たちだなぁ」と惹かれていきました。

――ちなみにベストパートナーは誰と誰だと思いますか?
雨宮 カヅキとコンスタンスですかね。やっぱり、コンスタンスが完璧で安定感があるなと。もし、私がペアを組むことになったら、コンスタンスと組みたいです。カヅキとは少し違うかもしれませんが、私もちゃらんぽらんなところがあるというか、自立していない部分があるので助けてほしいです(苦笑)。ミチルとザックのペアもすごくかわいいのですが、自分と置き換えちゃう部分もあって、カヅキとコンスタンスのペアがいいですね。

――自分と置き換えちゃうというのは、雨宮さんと弟さんの関係と似ているということですか?
雨宮 しっかり者の弟と少し抜けている姉という感じで(笑)。そういう意味では、私はけっこう甘えたいタイプなので、ザックだと小さいからあんまり甘えきれなさそうなので、やっぱりコンスタンスくらい安定感があると、甘えられそうでいいのかなと。

――なるほど。ここまではシナリオ的なところを聞いてきましたが、ゲームシステムに関したお話もうかがえれば。ゲームではアイラの服装を自由に着せかえることができますが、着せてみたい衣装はありますか?
雨宮 幼稚園児の服を着てほしいです。アイラは子ども扱いされることをすごく嫌がるので怒ると思うんですけど、絶対に似合うと思います。

――確かに似合いそうですね。
雨宮  “あいら”と平仮名で書かれたチューリップやサクラといようなお花の形をした名札して、黄色い帽子を被っていたら、さらに完璧です! 皆さんも見てみたいですよね?

――見てみたいです! では、衣装によってセリフが変わるという、ふれあいモードの収録はいかがでしたか?
雨宮 台本を見たときに「絶対に私自身だったら、こんな反応はできない」と思ったので「これはアイラだから、こんなにかわいい反応をするんだよ」と自分に言い聞かせて、アイラになりきって収録しました。アイラのかわいい感じやセクシーな雰囲気を表現できるように、努めて演じさせていただきました。男性が聴いたらきっと喜んでいただけるのではないかと。ぜひ、夢中になってアイラと触れ合っていただければ。

――もうひとつの要素として、ゲームではアイラとツカサの最後の1ヵ月間を、ユーザーが好きなように予定を組んで楽しめますが、もし雨宮さんがツカサ、もしくはアイラだったとしたら、どのように過ごしたいですか?
雨宮 難しい質問ですね。というのも、ゲームで本当にいろいろなことをやっているんですよ。お出掛けもいいですし、お家でのんびりまったりも楽しそうですし、また、アイラを怒らせるような気がしますけど、エルみたいにかわいい服をいっぱい着せて、その姿を写真に撮ってアルバムを作るとか……あっ、最後の別れが近いのに下心ありすぎですかね(笑)。

――(笑)。でも、思い出を残すという意味では、すごくいいと思いますよ。
雨宮 そうですよね。別れてから辛くて早く忘れたいという気持ちにならないんだとしたら、なるべく多くのものを残しておきたいので、いっしょに遊園地に行ったとしても、ずっとビデオを録っていそうな気がします。

――なるほど。いまのはツカサ目線だと思うのですが、もしアイラだったとしたらいかがですか?
雨宮 ツカサは知らないことが多いので、アイラがいなくなった後に役立ちそうなことを教えてあげたいですね。ハーブのこととか、部署の人たちのこととか。「じつは、この人はこういうところがあるから、こういうことをしてあげると喜ぶよ」、「こういう仕草をしているときは、気にしてあげてね」という感じで。アイラはそういう細かいところまで、しっかり見ている子なんですよね。

――確かに。でも、その後に必ず別れが訪れてしまうというのも『プラスティック・メモリーズ』の重要なテーマになっています。雨宮さんなら、どのように気持ちの整理をつけますか?
雨宮 作中のみんなは、別れというものに対してしっかり向き合って、それぞれ何かしら自分の中で踏ん切りをつけているのが本当にすごいですよね。私は、正直そんなことができる自信がないです。回収される側の気持ちも考えず、「嫌だ! 嫌だ!」とガンガン泣きわめきそうな気がします……(苦笑)。もしくは、とっとと忘れようと、すごく冷たくしちゃうかなと。

――ツカサと出会ったころのアイラのような感じでしょうか?
雨宮 そうかもしれないですね。わざと嫌われるようなことをして、少しでも別れが辛くないようにしちゃいそうだなと思います。

――でも、それもやさしさだと思いますよ。
雨宮 そうですかね。そういう意味では、キャラクターのみんなはすごく大人ですよね。私はそんなに大人にはなれないので、自分の気持ちに正直に行動しちゃうかなと。

――でも、それだとワンダラー化してしまいそうな気もしますけど……。
雨宮 それがいちばん怖いことですよね……。でも、ワンダラー化させてしまうと、みんなが不幸になってしまうので、お別れはちゃんとすると思います。助かる方法がないか、一生懸命インターネットで調べるとか、最後まで悪あがきをしますけどね(笑)。

――(笑)。でも、その気持ちはすごくわかります。
雨宮 だから、私だったらすごくみっともない感じになると思います。

――もし、ギフティアが実在したら、いっしょに暮らしてみたいですか?
雨宮 私はあまり関わりたくないですね。辛い別れがきちゃうことがわかっているので……。ギフティアの寿命が約9年4ヵ月というのが絶妙ですよね。3年くらいだったとしたら、もう少し別れが辛くないかもしれないですけど、9年4ヵ月だと長くもなく短くもなく。アニメを見ていて、どの別れも本当に辛いなって思ったので、やっぱり私はいっしょには暮らせないですね。私、冷たい感じになってないですかね?(苦笑)

――いやいや(笑)。楽しそうではありますけれど、やはり別れのことを考えてしまうと、いっしょに暮らすのは辛いと思います。最後に発売を楽しみにしているファンの皆様にメッセージをお願いします。
雨宮 とにかくギフティアに関する細かい情報であったり、キャラクターひとりひとりの性格だったり、アニメでは描かれなったアイラとツカサの日常や会話などが本当にたくさん描かれています。どのお話もドキドキしたり、感動したり、『プラスティック・メモリーズ』の温かいやさしい気持ちになれるものばかりです。アニメをご覧になった方には、絶対に遊んでほしいですし、アニメで描かれたストーリーはすべて内包されていますので、アニメを観ていないという方にもオススメできる作品になっています。ぜひ、発売を楽しみにしていただけたらなと思います。

■プラスティック・メモリーズ
機種:PS Vita
メーカー:5pb.
発売日:10月13日発売予定
価格:6800円[税抜](7344円[税込])
ジャンル:アドベンチャー
備考:限定版は9800円[税抜](10584円[税込])、ダウンロード版は6000円[税抜](6480円[税込]) シナリオ:林直孝ほか
(C)MAGES./Project PM (C)MAGES./5pb.
※画面は開発中のものです。

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最終更新:9/16(金) 12:02

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