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<パラ車いすテニス>取り戻した誇り…国枝・斎田組「銅」

毎日新聞 9月16日(金)11時9分配信

 【リオデジャネイロ岩壁峻】リオデジャネイロ・パラリンピック第9日は15日、車いすテニス男子ダブルス3位決定戦が日本勢同士の対戦となり、国枝慎吾(32)=ユニクロ、斎田悟司(44)=シグマクシス=組が三木拓也(27)=トヨタ自動車、真田卓(31)=フリー=組を6-3、6-4で破り、銅メダルに輝いた。国枝は2004年アテネ大会以降、4大会連続でメダルを手にして、有終の美を飾った。

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 シングルスの王座から滑り落ちた2日後。歓喜の涙にむせぶ国枝の姿があった。2004年アテネ大会ダブルスで金メダルを獲得したときも組んだ斎田と固く抱き合う。メダルの色は当時とは違う。それでも、国枝は「手ぶらで帰るのとそうではないのとでは大きな差がある」と言った。

 4月に手術した右肘の状態を考慮して、ダブルスの出場は「他の選手にも迷惑を掛けてしまう」と直前まで迷った。だが、「うれしかった」と笑みを浮かべる斎田の表情を見ると、出場の判断が正解だったと国枝は思う。何より国枝自身が「報われた。この銅メダルは大きな支えになる」という気持ちになれた。

 本調子でないと分かっていてもリオ大会に出場したのは、20年東京パラリンピック開催で障害者スポーツへの注目度の高まりを感じていたから。その象徴である自らの活躍が成功につながると自負していた。抱えきれないほどの重責を負い、王者から陥落して傷ついた。大会を終え、いったんは重荷を下ろせるはずだが、すぐに国枝は「2週間後に大会があって、エントリーはしているんですよね」と切り出した。休むことは、やはり頭にない。【岩壁峻】

最終更新:9月16日(金)14時50分

毎日新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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