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高知被告に懲役2年、執行猶予4年 五十川被告と最後まで目を合わせず

サンケイスポーツ 9月16日(金)7時0分配信

 覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反の罪に問われた元俳優、高知東生被告(51)と知人のクラブホステス、五十川敦子被告(34)の判決公判が15日、東京地裁で開かれ、両被告に懲役2年、執行猶予4年(ともに求刑懲役2年)の有罪判決が言い渡された。室橋雅仁裁判官は共犯関係にある2人の“シャブ情事”について「常習性と依存性は顕著」などと指摘。2人は公判中、最後まで目を合わせなかった。

 薬物の快楽におぼれた高知、五十川の両被告に法の裁きが下った。

 注目の429号法廷にはまず、高知被告が黒のスーツ姿で入廷。続いて、茶髪に赤の口紅でキメたメークの五十川被告が姿をみせた。ともに8月31日の初公判と同様の服装とメークだった。2人は証言台で「主文。両名を懲役2年に処す。4年間、刑の執行を猶予する」と判決を受けた瞬間、直立不動で室橋裁判官を見据えた。

 高知被告と五十川被告は2006年に共通の知人の誕生会で知り合い、08~10年ごろに高知被告からの誘いで使用を開始。6月24日に横浜市内のラブホテルの一室で、裸で寝ていたところを現行犯逮捕された。

 高知被告は初公判で「2人の時間を楽しみたかった」と証言。6~8年間にわたり元妻で女優、高島礼子(52)を裏切る形で“シャブ情事”にふけっていた。

 室橋裁判官は判決理由について、現行犯逮捕時に2人が所持していた計6グラムの覚醒剤量などに着目し、「常習性と依存性が高く、刑事責任は軽視できない」と指摘した。

 一方で高知被告は検察側の調べに、10代からの薬物使用を告白。初公判では母親代わりの女性(72)が上申書を提出し、五十川被告の実父が情状証人として出廷。さらに2人は初犯で、室橋裁判官はこれらを考慮して実刑を回避した。

 その上で、高知被告に「(エステ店経営など)健康に関わる仕事をすることは良いこと。まず、あなた自身が心身ともにきれいになってほしい」と説諭。五十川被告に「お父さんを裏切らないでほしい」と訴えると、2人は小声で「はい」と答えた。

 判決公判は約10分で閉廷。高知被告は法廷で頻繁にまばたきをしていたが、五十川被告とは一度も目を合わせることはなく、唇をかみながら神妙な表情で退廷した。

最終更新:9月16日(金)8時22分

サンケイスポーツ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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