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マカヒキ「100点満点」先駆者たちが前哨戦を分析

日刊スポーツ 9月16日(金)9時29分配信

 前哨戦は「完璧」「満点」! 先週のニエル賞を制して凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=シャンティイ)に挑むマカヒキ(牡3、友道)について、過去の挑戦者たちが勝算やポイントを分析した。今年こそ、日本競馬界の悲願がかなう?

 世界最高峰の舞台を知る男たちは、今年の凱旋門賞に挑むマカヒキをどう見ているのか? さまざまな見解がある中で、ほぼ一致したのがニエル賞の評価だ。G1馬が自身だけという小粒なメンバー構成で、首差の辛勝にも見えた前哨戦。だが、先駆者たちからは絶賛が相次いだ。

 福永騎手(14年ジャスタウェイ8着)前哨戦は完璧だった。余裕残しで走らせすぎなかったので、本番に向けていいレースだった。

 池江師(12、13年オルフェーヴル2着)本番まで中2週だし、ちぎる必要はない。オルフェの1年目のフォワ賞もそう(1馬身差)だったけど、あれだけスローだと差はつかない。レース後のルメールの笑顔を見たら(本番への手応えが)分かるでしょ?

 佐々木師(13年キズナ4着など)トライアルとしては100点満点。リラックスして走っていたのがいい。シャンティイだと、キズナみたいに追い込み一辺倒だと厳しいし、最後方からの競馬でなかったのも良かった。本番もチャンスはものすごくあると思う。

 まさに文句なしの試走だったといえる。では、大一番でのポイントは? 勝敗の鍵となりそうなのがコース形態だ。「ロンシャンよりスピードを求められるから日本馬向き」(池江師)という声もあれば「シャンティイはえぐいコース。幅も狭くて乗りにくそう」(佐々木師)との指摘もある。新馬戦で騎乗経験もあるM・デムーロ騎手に見解をたずねた。

 M・デムーロ騎手 シャンティイは3コーナーがすごい下りで、バランスが悪くなってペースが上がりすぎてしまう。マカヒキは乗りやすいから大丈夫だと思う。前走もすごい瞬発力だった。それが大事。フランスはゆったりした流れで落ち着くから、最後に瞬発力を使えるのは一番いい。引っ掛かる馬も多いから。

 もちろん、ライバルのレベルは格段に上がり、頭数も大幅に増える。欧州では現在4~5番手の評価だ。それでも先人の間では「チャンス十分」との見方が大勢を占めた。悲願の頂点は、はっきりと見えている。【太田尚樹】

最終更新:9月16日(金)10時55分

日刊スポーツ

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