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渡辺謙、『怒り』に誇り!宮崎あおいや松ケンらと「手応えある作品できた」

サンケイスポーツ 9月16日(金)7時0分配信

 俳優の渡辺謙(56)が15日、大阪市内でサンケイスポーツの単独インタビューに応じ、主演映画「怒り」(李相日監督、17日公開)をPRした。NHK大河ドラマに主演したことのある女優の宮崎あおい(30)、俳優の松山ケンイチ(31)との共演に「大河俳優は堪え忍ぶ力があるんだよ」と、過酷な撮影現場を振り返りながらも、前評判の高さに手応えバッチリ。若ければ、綾野剛(34)が劇中で演じたゲイカップルの受け役に「やり甲斐を感じる」と明かした。

 昨年末の取材時、「完成したら、しゃべりに来るわ」とサンケイスポーツに約束していた謙さん。胸を張っての凱旋インタビューだ。

 「手応えのある作品ができたことを誇りに思ってます。どうやった?」

 最初に見たときは圧倒され、2度目はあおいちゃんとの親子に泣けたと返すと身を乗り出した。

 「同じなんですよ、僕も。1回目って事象の深さ、インパクトの強さにやられてしまう。筋も分かってる2回目は全体を通して、ものすごいあったかいものを感じた」

 映画は夫婦惨殺事件から1年後、逃亡を続ける凶悪犯かもと思われる、東京と千葉、沖縄に現れた3人の青年と、彼らを取り巻く人々の“怒り”を骨太に描く。謙さんは千葉編で娘(宮崎)との関係に苦悩する漁協の中年男を演じた。

 昨年7月、ブロードウェーミュージカル「王様と私」主演を終え、10月から臨んだ撮影。「王様をやってるときは絞ってきれいな体。今回は体も心もエッジがない、角をとる感じで、だらしなく体を作った」という。

 「許されざる者」(2013年)で経験済みだが、「いい意味で執念深く追い求めていく」李監督の現場はハード。が、千葉編の宮崎、松山とは大河ドラマに主演したという共通項があった。

 「迷ってる中で僕らも監督もあきらめない。あきらめたら終わり。耐性があるんだよ。李作品に堪え忍ぶ力が」

 カナダのトロント国際映画祭(10日)でスタンディングオベーションが10分鳴り止まないなど評価は高い。「いろんなジェネレーションに引っかかっていく話だし、人の心の根幹に投げかける薬であり毒だからね」。自信の笑みの謙さんに、アラサーならどの役をやりたいか聞いてみた。

 「綾野かな。ウスバカゲロウみたいな、半分透明みたいな役はやり甲斐があるやろな」

 妻夫木聡(35)に抱かれる役!? 相変わらず驚かせてくれます。

最終更新:9月16日(金)8時24分

サンケイスポーツ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。