ここから本文です

<川崎市議>政活費使い、視察で妻と面会 実家に宿泊も

毎日新聞 9月16日(金)11時24分配信

 川崎市議会の添田勝市議(38)=宮前区=が、2015年11月からの5カ月間に政務活動費(政活費)を使って妻子の住む長野県を4度視察に訪れ、妻子との面会もしていたことが分かった。添田市議は取材に、視察は適切に実施したと説明したが、「誤解を招いた」として15日、政活費を市に返還する手続きを始めた。

 毎日新聞が川崎市に情報公開請求して入手した政務活動記録票などによると、添田市議は15年11月に長野市のIT企業、16年1月に同県飯綱町のフリースクール、2月に長野市の私立小中学校など、3月に同県千曲市の農園--をそれぞれ視察。視察にかかった新幹線代とガソリン代の計約8万5000円を政活費から支出した。添田市議によると、視察の際に、同県飯山市で妻子に会っていた。

 長野県内までは新幹線に乗り、現地では妻の自家用車を利用。視察中に5回給油し、うち4回は妻の実家近くにあるガソリンスタンドを使った。滞在中、妻の実家にも宿泊したという。

 毎日新聞の取材に対し、添田議員は「視察はしっかりやったが、長野で家族と会ったことは事実。誤解を招き申し訳ない」と説明。4回の視察で使った政活費を市に返還する手続きを始めた。

 添田市議は15年11月から16年3月に、市議会本会議や委員会を「傷病」などを理由に計14回欠席している。議会欠席と重なる時期に視察した理由については「15年度分の政活費の残金を使いたかった。長野のフリースクールをできるだけ早く視察したかった」などと述べた。

 政活費は地方自治法などに基づき、地方議員に政策研究などの目的で議員報酬とは別に支給される。川崎市議には原則1人当たり月額45万円が支給される。視察に使うときは、日程▽訪問地▽費用▽目的と結果などを記入した報告書の提出が義務づけられている。【太田圭介】

最終更新:9月16日(金)11時24分

毎日新聞

いかにして巨大イカを見つけたか
人類は水中撮影を始めたときから巨大イカ(ダイオウイカ)を探し求めてきました。しかしその深海の怪物を見つけることは難しく、今まで撮影に成功したことはありませんでした。海洋学者であり発明家でもあるエディス・ウィダーは、ダイオウイカの初の撮影を可能にした知見とチームワークについて語ります。