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石川遼ノーボギー63 連覇へ首位発進「よかった」

日刊スポーツ 9月16日(金)10時5分配信

<男子ゴルフ:ANAオープン>◇第1日◇15日◇北海道・札幌GC輪厚(7063ヤード、パー72)◇賞金総額1億1000万円(優勝2200万円)

 昨年覇者でホストプロの石川遼(24=CASIO)が連覇に向けて首位発進した。9バーディー、ノーボギーの63をたたき出した。フェアウエーキープは14ホール中6ホールながら、パーオン率は100%とショットが好調、パットもかみ合った。最近2戦は優勝、2位、前日のプロアマ戦でチーム優勝するなどのいい流れを維持している。1打差2位には重永亜斗夢ら4人が続く。

 石川の勢いが止まらない。前日にチーム戦で全ホールでバーディーを奪う54をマーク。一概に比較できないながらも「昨日と似たような内容」とショットへの手応えを口にした。「前の日にできて、翌日にその感覚が出ないことがゴルフではある。自分も半信半疑だった」のも杞憂(きゆう)だった。

 4番は右ラフから残り96ヤードからカップ横50センチ、7番は左ラフから残り104ヤードを1メートルにつけてのバーディーに「修正できた感じがあった」。ラフに入れても危なげなかった。4個のパー5のうち3ホールは2オン成功、逃した17番もグリーンエッジまで運び、しっかりスコアを伸ばした。

 ラウンド中におにぎりを頬張る場面も。「最善のルートを攻め続けるのは、精神力も体力も使う。集中力を使うとタンパク質を使うので、おにぎりを食べて。おなかがすいたラウンドでした」と心技体ともに充実している。

 26日には熊本・菊陽町に出向くことも決まった。同町在住の重永に頼まれ、熊本地震の被災者でもある小学生と交流する。「学校の授業の一環として、スナッグゴルフだけじゃなく、話をして、子供たちと楽しい時間を過ごせれば」と、この日思いを語った。

 その前に09、10年フジサンケイ・クラシック以来自身2度目の大会連覇を飾って、手みやげにしたい。「スタートとしては本当によかった」。前回首位(タイ)発進した3週前のKBCオーガスタも優勝、単独首位発進は連覇の10年フジサンケイ以来とデータも後押しする。【岡田美奈】

最終更新:9月16日(金)10時10分

日刊スポーツ