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父「3人で自殺図った」 承諾殺人初公判 起訴内容を一部否認 千葉

産経新聞 9月16日(金)7時55分配信

 承諾を得た上で自宅浴室などで娘2人を殺害したとして、承諾殺人罪に問われた父で無職の天羽伸也被告(47)=袖ケ浦市野田=の初公判が15日、千葉地裁(松本圭史裁判長)で開かれた。天羽被告は「3人で自殺を図った。殺したわけではない」と起訴内容を一部否認した。

 検察側の冒頭陳述などによると、天羽被告は平成27年5月に妻=当時(46)=を病気で亡くし、深く落胆。承諾を得た上で同年12月14日、自宅で長女=当時(23)と次女=同(22)=に睡眠薬を飲ませ、練炭に火を付けて2人を一酸化炭素中毒で死亡させた。自らも睡眠薬を飲んだが救助された。

 検察側は「強固な殺意に基づき計画的」と指摘した。弁護側は「心中事件であり、承諾殺人罪は適切でなく自殺幇助(ほうじょ)罪にあたる」と主張した。検察、弁護側のいずれも天羽被告が当時、心神耗弱状態だったとしている。

最終更新:9月16日(金)8時39分

産経新聞