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<パラ陸上>高桑7位、成長の証し…女子200

毎日新聞 9月16日(金)12時14分配信

 リオデジャネイロ・パラリンピック第9日の15日、陸上女子200メートル(切断などT44)の高桑早生(エイベックス)、男子100メートル(切断などT42)の山本篤(スズキ浜松AC)はともに7位。女子200メートル(切断などT47)の辻沙絵(日体大)は決勝進出を決めた。

 順位は2012年ロンドン大会と同じ7位だった。高桑は「ロンドンの自分を超える」という目標は達成できなかったが、28秒台を前日の予選と決勝の2日連続で出せたことは大きな成長の証しだった。レース後、高桑は「現段階では満足している」とすっきりした表情を見せた。

 スタートから積極的に飛ばした。コーナーを曲がって直線に入った時点で4、5番手争い。最後は、他の選手のトップスピードに振り落とされ、1位と2秒72差の28秒88でフィニッシュした。

 これまでは、後半に体が動かなくなったり、息が切れたりするのではないかという不安から、カーブから最後の直線100メートルは恐怖心との戦いだった。一番の課題だったスタートダッシュへの不安をなくすため、練習ではタイムを計測しながら走り込んだ。米ニューヨークで行った直前練習では立て続けに29秒台をマークして、加速力に自信を持ってリオに乗り込んできた。

 決勝では全てを出し切った。「4年間でギリギリ間に合ったかな」と小さく笑った高桑。残す種目は100メートル。今年4月に出した、日本記録、アジア記録を塗り替えた13秒59の自己ベスト更新を目指す。【長田舞子】

最終更新:9月16日(金)12時34分

毎日新聞