ここから本文です

蓮舫氏の集票力に期待 衆院補選で民進 「二重国籍」に懸念も 東京

産経新聞 9月16日(金)7時55分配信

 民進党の新代表に蓮舫代表代行(48)が選出された15日、10月に衆院東京10区補選(豊島区と練馬区の一部)を控える民進候補の関係者からは、7月の参院選で、他候補に大差でトップ当選した蓮舫氏の集票力に期待の声が上がった。ただ一方で、蓮舫氏の説明が二転三転した「二重国籍」問題が補選に与える影響を懸念する声も寄せられた。

 蓮舫氏は7月の参院選で、2位当選した自民の中川雅治氏の88万票、3位当選した公明の竹谷とし子氏の77万票を大きく突き放す112万票でトップ当選。補選が実施される豊島区の得票数をみても、中川氏の約1万7千票や竹谷氏の約1万4千票を大きく上回る約2万1千票を獲得。

 豊島区の民進区議は「知名度があるので応援に入れば多くの人が集まる。国政での実力が補選での必勝につながるものと期待している」と話した。

 ただ、二重国籍疑惑をめぐり蓮舫氏は当初「生まれたときから日本人」と主張し、その後「法律的には昭和60年から日本人だ」「17歳で抜いたと認識していた台湾籍が残っていた」などと、説明が二転三転。練馬区の民進区議は「支持者からは、説明が一貫しないことに疑問の声が寄せられている」と述べたうえで、蓮舫氏に説明責任を果たすよう求めた。

 「二重国籍」問題をめぐっては、代表選の一部投票が終わった後に蓮舫氏の台湾籍が残っていることが判明したため、党内からやり直しを求める声が噴出。

 民進関係者からは「一連の混乱を見た有権者が、民進党はバラバラとの印象を持てば、補選で逆風になりかねない」と懸念。「代表が決まったらノーサイドで一致団結し、政策を訴える態勢の整備が必要」と話した。

最終更新:9月16日(金)9時2分

産経新聞