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ドル102円付近で小動き、連休控え動意乏しく

ロイター 9月16日(金)15時52分配信

[東京 16日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の102.06/08円だった。日本は3連休前ということもあり、ポジションを積極的に傾ける動きは見られなかった。下値では実需筋の買いも観測され、底堅さも意識されている。

午後のドル/円は102.00円を挟んだ小動きが続いた。アジアの参加者が少ない上、日本は3連休前に当たる。来週に日米の中銀イベントを控えていることもあって「ポジションを傾けにくく、様子見ムードが強まっている。相場はかなり薄い」(邦銀)との声が聞かれた。

朝方102.00─10円台で推移していたドルは、午前8時前に102円を割り込むと、ストップを巻き込んで下げの勢いを加速。101.70円まで下落した。前日発表された米国の小売売上高が弱い内容だったことを受け、ドル買い機運が後退していた。

ただ、101円後半では買い戻しも入りやすかった。株価がプラス圏で安定的に推移したこともあり、正午にかけて、ドルは朝方の水準を回復した。仲値では輸入企業のドル買い/円売りが優勢だったという。

通貨オプション市場では、ドル/円のインプライドボラティリティ(予想変動率)1週間物が前日、一時21%付近に上昇した。足元では18%付近となっている。6月の英国民投票の開票を控えて一時20%超に上昇したが、それに迫る水準だ。

一方、ドル/円リスクリバーサル(RR)25%デルタも、1週間物(1W)がドル高/円安予想を映すドル・コール・オーバーの傾きを拡大している一方、1カ月物(1M)より長い期間では、ドル安/円高の見方が優勢となるドル・プット・オーバーとなっている。

あおぞら銀行の市場商品部部長、諸我晃氏は「来週の日米中銀会合はドル高/円安イベントとみられているものの、その動きは一過性にとどまり、持続力は期待できないとの見方が反映されているのではないか」と指摘している。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 102.06/08 1.1238/42 114.70/74

午前9時現在 101.98/00 1.1245/49 114.68/72

NY午後5時 102.07/11 1.1244/49 114.81/85

(為替マーケットチーム)

最終更新:9月16日(金)15時52分

ロイター