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加藤紘一氏葬儀に小泉純一郎氏「首相になる人だと」

日刊スポーツ 9月16日(金)10時7分配信

 9日に死去した加藤紘一元官房長官の自民党・加藤家の合同葬が15日、東京・青山葬儀所で営まれた。かつて反・経世会(旧竹下派)を掲げ「YKKトリオ」を結成した山崎拓元副総裁、小泉純一郎元首相のほか、安倍晋三首相、森喜朗元首相ら約1300人が参列。小沢一郎氏や菅直人氏ら野党議員も集まった。

 山崎氏は弔辞で、加藤氏と最後に食事をした際「憲法9条が日本の平和を守っているんだよ」と話していたとし「振り返ると、これが君の僕への遺言でした」と寂しそうに話した。00年の「加藤の乱」について「あれは、1度も止めなかった僕が悪かった。すまん」とわびた。

 小泉氏は「なぜ首相になれなかったのか不思議だ。いずれ首相になる人だと思っていた。惜しい人を亡くした。残念です」と話した。「加藤の乱」の当時「あなたが大将なんだから」と引き留めた側近の谷垣禎一前幹事長は、自転車事故による頸髄(けいずい)損傷で入院中のため姿を見せなかった。

 葬儀委員長を務めた安倍首相は「あるべき日本の社会、国家像を作るため、常に国民と心を1つにしていた先生を失ったことは本当に残念でならない」と話した。【清水優】

最終更新:9月16日(金)10時7分

日刊スポーツ