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松山市、独の慰安婦像計画懸念 姉妹都市交流に影響も

産経新聞 9月16日(金)7時55分配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ南西部フライブルク市による慰安婦像の設置計画をめぐり、同市と姉妹都市関係にある愛媛県松山市が両市の交流に影響が出る恐れがあるなどとして懸念を伝えたことが15日、分かった。フライブルク市は松山市側の懸念について精査している。

 設置はフライブルク市と3月に姉妹都市関係を結んだ韓国の水原(スウォン)市が提案。水原市側が慰安婦像を送り、12月にフライブルク市中心部に設置する計画で、韓国メディアが報じていた。

 松山市によると、市関係者が事実関係の確認のためフライブルク市担当者と最近面会。韓国内の報道を踏まえ、提案は女性の権利保護の目的だけでなく、日韓の戦後処理をめぐる政治問題を背景としている可能性があることなどを伝えた。

 松山市の担当者は「事情を把握せずに設置を進めれば、日独関係や両市の交流に支障が出る恐れがあるとの懸念を伝えた」とした。

 フライブルク市側は松山市から「説明」を受けたことを認めた上、その内容を「現在検討している」と説明。計画については「日本による人権侵害への批判を目的としたものでは一切ない」とも強調している。

最終更新:9月16日(金)8時22分

産経新聞