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米大統領選 「クリントン氏は健康」医療記録公表 トランプ氏も「優良」

産経新聞 9月16日(金)7時55分配信

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の陣営は14日、体調不良で休養を取ったクリントン氏の医療記録を追加公表した。肺炎からは回復しており、主治医は「引き続き健康で大統領職を務めるのに適している」と記した。共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)も15日、健康記録を公表した。

 クリントン氏には、国務長官在任中に頭部の静脈に血栓が見つかり入院したことと相まって「重病説」が流れており、陣営は打ち消しに躍起だ。

 医療記録によると、今年3月に脳のCTスキャン検査をした結果、異常はなかった。血圧、心拍数、コレステロール値なども正常で、血栓の予防薬や甲状腺機能低下症の薬を服用。11日に体調不良を訴えた後に主治医が数回、診断したところ抗生物質の投与と休養で順調に回復している。

 クリントン氏は15日、選挙運動を再開。来週にはニューヨークでの国連総会に合わせて、エジプトのシーシー大統領、ウクライナのポロシェンコ大統領と会談する。外交経験をアピールし、健康不安を払拭する狙いがあるとみられる。

 トランプ氏も今月9日に受けた健康診断の結果を発表した。血圧、血糖値、コレステロール値などは正常で、主治医は「優れた健康状態にある」と指摘。陣営は「中断なく選挙戦を続け、大統領職を務めるスタミナがあることを示す検査結果だ」と強調した。

最終更新:9月16日(金)8時23分

産経新聞