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岩手リーディングの板垣師 夢は「全国区で活躍する馬」の育成

スポニチアネックス 9月16日(金)7時1分配信

 【地方競馬です!!】8月28日。初めて訪れた水沢競馬場。村上忍騎手や山本聡哉騎手。かつてメイセイオペラを駆った名手で現調教師の菅原勲師。南関でもおなじみの顔が見える中、当日最終レースを制したのは16年船橋記念3着の実績馬・ワールドエンド。岩手移籍2戦目での勝利だった。

 同馬の隣で、管理する板垣吉則師(44)が「今日は勝たせたかった」と、ほほ笑んだ。15年シーズンに127勝を挙げ、45年ぶりに岩手の調教師年間最多勝を更新。半世紀近く破られなかった記録を目の前の優しい笑顔の持ち主が塗り替えた。

 山形県出身。上山競馬で騎手デビューし、00、01年にはリーディング。同競馬廃止後に水沢に移籍。10年に調教師に転身し、開業6年目での偉業達成だ。開業から3~5年で厩舎の土台をつくると方針を決めて動いてきた。「自分でも怖いくらいうまくいっている」。スタッフと互いに尊重し合い、自らは厩舎の表に立って馬づくり、人脈づくりに励む。「勝ち」にこだわってやってきた結果だった。

 固まった土台の上に、これから何を築くのか。「全国区で活躍する馬を育てたい」。今年もリーディングを走るトップトレーナーの笑顔が一転、りりしく引き締まった。(秋田 麻由子)

最終更新:9月16日(金)7時1分

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