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中国「偽装離婚」ブーム 住宅ローン規制すり抜ける

産経新聞 9月16日(金)7時55分配信

 【上海=河崎真澄】中国で「偽装離婚」がブームになっている。不動産の高騰が続くなか、世帯あたりの住宅ローン規制をかいくぐるため、夫婦が「独身の男女」を装って別々に物件を買うためだ。上海で始まった騒ぎは、北京や広東省広州にも飛び火している。

 現在の規定では、世帯ごと1軒目の住宅を購入する場合、頭金は最大30%ですむが、投機的な売買を抑制するため、2軒目以降はこれが最大70%に膨らむ。

 ところが「近く当局が規制を強化し、離婚1年未満の男女も頭金70%が必要になる」と出所不明の噂が上海で8月に広がって“駆け込み離婚”が急増した。

 上海など大都市では不動産の市況がこのところ上向いており、“離婚”した上で有利なローン条件で複数の住宅を購入。その物件を売却するか賃貸に回すかして利ざやをかせぐ手法だ。

 上海市当局はローン規制強化を否定したが、地元紙によると富裕層は当局を信用せず、逆に住宅買いに拍車をかけたという。

 他方で、関係の冷え込んだ夫婦の一方がブームを悪用。住宅購入のためと偽って「離婚」を成立させたケースがネット上で伝えられ、バブル狂騒曲は混乱の一途だ。

最終更新:9月16日(金)8時11分

産経新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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