ここから本文です

ロシア中銀、50bp利下げ インフレ目標達成へ年内据え置き示唆

ロイター 9月16日(金)20時44分配信

[モスクワ 16日 ロイター] - ロシア中央銀行は16日、政策金利を10.50%から10.00%に引き下げた。利下げは今年2回目。物価上昇が鈍化しインフレ期待は低下、景気回復の見通しは不透明であるとした。

50ベーシスポイント(bp)の利下げは市場予想通り。エコノミストらは、ロシアの実質金利が高水準であると指摘していた。

一方で、ナビウリナ総裁は会見で「利下げの軌道は、とりわけインフレ率を4%へ引き下げるという目標に沿って調整される」とし、インフレ目標の達成には慎重な金融政策が最善と強調した。

その上で、基本の見通しでは「年内の追加利下げの公算は小さい」と言明した。

今回の利下げ決定は全会一致としたが、市場の金融緩和期待は行き過ぎとの見方も表明。来年はより小幅な25bpの利下げを行なう可能性があるとした。

アナリストは、総裁の発言が想定よりタカ派色が強く、財政政策や早期の米利上げの可能性に絡むリスクを懸念しているのではないかとみている。

中銀は来年末までにインフレ率を4%まで下げることを目標としている。今年8月のインフレ率は6.9%と、1月の9.8%から低下した。ただナビウリナ総裁は前週、金融政策で適度な引き締めを続けると示唆し、政策金利がインフレ率を上回る状態が「新しい現実」だと述べていた。

中銀は、国内経済のポジティブな傾向が定着するには時間がかかるとの見方を示す一方、国内総生産(GDP)成長率が下期にプラス圏へ回復する可能性はあるとした。来年の成長率は1%を下回ると予想している。

ルーブル相場は、利下げに対しほとんど反応していない。

*内容を追加して再送します。

最終更新:9月17日(土)1時44分

ロイター

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。