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だんじり今どこ?「岸和田だんじり祭」参加の1台がGPSを搭載 大阪

産経新聞 9月16日(金)14時32分配信

 大阪府岸和田市の「岸和田だんじり祭」の9月祭礼に参加するだんじりの1台が17、18日の祭り本番に衛星利用測位システム(GPS)端末を搭載して参加する。初めての試みで、曳(ひ)き手の家族や見物客らが目当てのだんじりを見つけやすくするという。

 GPS端末を搭載するのは、22台が参加する岸和田地区の町会の一つ、同市宮本町のだんじり。「Danjiri Ima Doko(だんじりいまどこ)GPS」と名付けた特設のホームページの地図上に、移動しているだんじりが示され、パソコンやスマートフォンで確認できる仕組みになっている。

 発案したのは会社員の植田篤史さん(42)。曳き手として参加している子供の保護者らから「見物にきてもなかなか見つけることができない」と嘆く声を聞き、方法の模索を始めたという。

 勤務するゴルフ場にカートに付けるGPS端末を扱う会社の営業マンが訪ねてきたことで活路が開けた。「だんじりに使いたい」と相談したところ、簡単に取り付けられることが分かり町会役員らに相談。伝統の祭りに新しい試みを取り入れることへの反発も予測されたが、意外にも多くの賛同を得た。

 同町の町会長、奥宏司さん(62)は「曳き手が年々減っている中、子供らは将来に向けた大事な人材。保護者の期待に応えることは必要だ」と話す。

 今年は同町だけが試験的に導入するが、今回の状況を踏まえ、来年以降、他の町にも呼びかける。すべてのだんじりの曳行(えいこう)状況が分かれば、見物客が分散し混雑緩和につながる可能性もある。植田さんは「多くの人が楽しめるよう工夫していきたい」と話している。

最終更新:9月16日(金)15時23分

産経新聞

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