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水たまる地下空洞公開=豊洲市場の3施設―東京都

時事通信 9月16日(金)15時6分配信

 東京都が築地市場(中央区)からの移転を延期した豊洲市場(江東区)の主要施設の地下に空洞が設けられた問題で、都は16日、底面に水がたまっている3施設の地下部分(地下ピット)を報道各社に公開した。

 
 公開したのは、土壌汚染対策の盛り土を行わずに地下空洞を設けた5棟のうち、水たまりが確認された青果、水産卸売場、水産仲卸売場の3棟。

 たまった水について、都は雨水と見ているが、14日に青果棟を視察した共産党都議団は、地下水が漏れ出している可能性を指摘。都は水質や侵入経路を調べている。現地視察は共産党に加え、自民、公明、民進3党も16日までに行った。

 この問題をめぐっては、専門家会議が2008年7月に敷地全体で盛り土を行うよう提言したにもかかわらず、11年6月に完成した市場の基本設計書には地下空洞を設ける記載があったことが判明。08年5月に当時の石原慎太郎知事が記者会見で、コスト削減や工期短縮が可能として、施設の地下に「コンクリートの箱」を埋め込む案に言及したことも分かっている。 

最終更新:9月16日(金)22時1分

時事通信