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<民進党>幹事長に前首相・野田氏 重鎮起用で安定化狙う

毎日新聞 9月16日(金)20時55分配信

 民進党の蓮舫代表(48)は16日、党本部で開いた両院議員総会で、幹事長に野田佳彦前首相(59)を起用する人事案を提案し、了承された。野田氏は「代表を支え、党勢回復に全力を尽くす」と決意を示した。蓮舫氏は、自身の後ろ盾の重鎮を起用することで党運営を安定させる期待を込める。ただ、野田氏は旧民主党が政権から転落した2012年末の衆院選時の首相で、根強い反発もある。政調会長、国対委員長など他の幹部人事は難航しており、週明けに決定する。

 首相経験者が所属政党の幹事長を務めるのは、1998年発足の旧民主党幹事長に羽田孜元首相が就任して以来で、極めて異例だ。

 蓮舫氏は、野田氏起用について両院総会で「私は参院議員で、国会論戦が始まる衆院での議論の重さはよく承知している。安倍晋三首相との対峙(たいじ)をしっかりしていただける経験をお持ちだ」と理解を求めた。

 野田氏は人事打診について「青天のへきれきで固くお断りした」としつつ、「多くの落選している人たちのためにも、自分の政治人生に落とし前をつけるつもりで火中のくりを拾う決断をした」と説明した。ただ、両院総会では野田氏起用に懸念を示す発言もあり、蓮舫氏の狙いが功を奏するかは微妙だ。

 野田氏は26日召集の臨時国会で、参院より先に行われる衆院代表質問で演壇に立ち、安倍首相に論戦を挑む見通しだ。また、10月の衆院東京10区と福岡6区の両補選で、共産党などとの共闘にどう対応するかの手腕も問われる。野田氏は党本部で記者団に「自民、公明両党の連合軍と戦うには野党間の連携は不可欠だ」と指摘し、補選は柔軟に対応する姿勢を示した。

 他の人事では、代表選で蓮舫氏の支援に回った細野豪志元環境相(45)を代表代行に起用する方針。安住淳国対委員長(54)の留任を検討するが、「岡田執行部の継続」との反発があり調整が続く。旧維新の党系の江田憲司代表代行(60)の留任も検討。代表選で戦った前原誠司元外相(54)と玉木雄一郎国対副委員長(47)の処遇も焦点だ。【松本晃】

最終更新:9月16日(金)21時11分

毎日新聞

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