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パラのアーチェリー女王、五輪に挑んだ「不可能はない」

朝日新聞デジタル 9月16日(金)19時3分配信

 自力で歩くことはできないが、彼女は二つのものを手に入れた。

 一つは、パラリンピック・アーチェリーの女王としての絶対的な地位、もう一つは五輪のイラン代表の座だ。ザハラ・ネマティ。世界でも稀有(けう)なパラリンピックと五輪に出場する31歳のアスリートの底力は、やはり次元が違った。

【写真】ザハラ・ネマティ=坂本進撮影

 15日の女子リカーブ個人(車いす、立位など)。2人の選手が、矢を打ち合って得点を競う決勝で、ネマティはあと1セット落とせば負け、という瀬戸際にいた。だが、動じない。そこから3本連続で、70メートル先にある半径6・1センチの中心円へ。逆転勝ちで、2大会連続の金メダルを獲得した。

 勝負強さは、イランの女性スポーツ界の開拓者として歩んできた過程で作られた。テコンドー選手として五輪を目指していたが、18歳で交通事故に遭い、下半身が不自由に。車いすでもできるアーチェリーに出会ったのは21歳のときだ。

朝日新聞社

最終更新:9月16日(金)19時20分

朝日新聞デジタル

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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