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トム・ハンクスがサービス精神満載の爆笑会見

日刊スポーツ 9月16日(金)16時31分配信

 米俳優トム・ハンクス(60)アーロン・エッカート(48)が16日、都内ホテルで映画「ハドソン川の奇跡」(24日公開、クリント・イーストウッド監督)の来日会見に出席した。

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 09年1月、エンジンが故障した航空機を、サリー機長がハドソン川に不時着水させて乗客、乗員155人全員を救った実話を描いた作品。英雄から一転、乗客を危険にさらした疑いをかけられる機長をハンクスが演じた。

 冒頭にあいさつを求められたハンクスは「ハイ!」とシンプルなあいさつで笑わせた。その後、来日できなかったイーストウッド監督からのビデオメッセージが公開された。「日本に行けずにすみません。でも、2人が日本に行けることはうれしい。楽しんでいただければ」。ハンクスと同じようなシンプルな言葉に、会場から爆笑が起きた。ハンクスは「彼との仕事ぶりがよく分かると思う。非常に口数が少ない寡黙な人。でも、大事なことは言っている」とフォロー。一方で、現場でのイーストウッド監督の目つきをまねするなど、元コメディアンらしいサービス精神を見せた。

 機長が実在の人物だったため、ハンクスは「今回は過去の俳優を参考にするのではなく、パイロットが何をすべきか、サリーからすべて教えてもらった」と、機長の話をもとに役作りしたことを明かした。最近は実在の人物を演じることが多い。「なぜだかは分からない」と前置きしつつ、「トイ・ストーリーのウッディ(の声)も演じているけど、彼にはインタビューや調査をしたりしなかったな」と笑わせた。

 最後はエッカートも写真撮影の時に踊り出すなど、ハンクスにつられるようにサービス。会場は何度も笑いに包まれた。

 会見には、事故機に乗っていた日本人乗客の滝川裕己氏(50)出口適氏(43)も出席した。「荷物は戻ってきたのかな? それが一番気になった(笑い)」というハンクスの疑問に、滝川氏は「スーパーの会員券まですべて戻ってきた」、出口氏も「何カ月か後に、(服が)すべてクリーニングもかかってきれいになって戻ってきた」と明かすと、会場からどよめきが起きていた。

 「ハドソン川-」は全米では9日に公開され、オープニング興行収入が3550万ドル(約37億3000万円)を記録、1位に初登場した。

最終更新:9月16日(金)17時26分

日刊スポーツ