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<富山市議会>自主解散せず補選実施 政活費不正で欠員9人

毎日新聞 9月16日(金)23時24分配信

 富山市議会(定数40)を巡る政務活動費の不正請求問題で、自民会派(25人)は16日、総会を開き、自主解散の提案を断念した。公明、共産など他の4会派の反対が根強く、提案しても実現は不可能と判断した。

 同市議会で、不正を認め、辞職したり辞職を表明したりした市議はこれまでに計8人。21日の本会議で辞職が認められると、県議転出を含めた欠員は9となり、補欠選挙が実施される。

 この場合、来年4月に任期満了を迎える市議選が行われるが、自主解散して出直し選挙が実施されれば、来年4月の選挙はなくなる。会派内には、補欠選挙になれば自民への打撃が大きいとの見通しや、2回の選挙を避ける狙いから、自主解散を求める声が一時は多数を占めた。しかし、「自主解散すれば不正がうやむやになる」など他会派の反対が強く、方針を転換した。

 有沢守市議(66)と高田重信市議(62)は21日の9月議会最終日に一連の問題の責任をとり、会派会長と幹事長を辞める。また、会派内に不正究明のためのプロジェクトチームを発足させた。【阿部弘賢】

最終更新:9月16日(金)23時24分

毎日新聞