ここから本文です

暗闇に広がる水面=泥混じり、最深20センチ―豊洲市場の地下空洞

時事通信 9月16日(金)20時16分配信

 築地市場(東京都中央区)からの移転延期や土壌汚染問題で、混迷が続く豊洲市場(江東区)。

 これまで存在すら公表されていなかった主要施設の地下空洞に16日、報道各社が入った。暗闇の中、一面に広がる水。泥が混じり、深いところでは約20センチに達する部分もあった。

 内部はコンクリート打ちっ放しの簡素な構造。2008年5月に当時の石原慎太郎知事が記者会見で言及したような、「箱」といった印象だ。

 青果棟では、階段を下りるにつれ、じっとりとした湿り気が徐々に強まった。地下空洞に照明器具はなく、持参したライトだけが頼り。天井に向けると、張り巡らされた配管が確認できた。長靴で踏み込むと、ばちゃばちゃと水の音が響いた。

 底面にコンクリートの敷かれた場所では、水の深さは1センチ程度。しかし、砕石層が露出している部分では、足首がすっぽりと浸るほどだった。水をすくってみると、ぬるぬるとしており、石灰水のような臭いが漂った。

 水産卸売場棟と水産仲卸売場棟の地下も、一面が水浸しだった。両棟は底の全面にコンクリートが敷かれているためか、水量は青果棟よりも少ないように見えた。それでも、壁際の側溝のような部分では20センチほどの水。底には泥や砂利が大量にたまっていた。 

最終更新:9月16日(金)21時46分

時事通信

いかにして巨大イカを見つけたか
人類は水中撮影を始めたときから巨大イカ(ダイオウイカ)を探し求めてきました。しかしその深海の怪物を見つけることは難しく、今まで撮影に成功したことはありませんでした。海洋学者であり発明家でもあるエディス・ウィダーは、ダイオウイカの初の撮影を可能にした知見とチームワークについて語ります。