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千代大龍、強行出場も初日から6連勝「どんなに汚い相撲でも勝ち星がないと休めない」

スポーツ報知 9月16日(金)17時37分配信

◆大相撲秋場所6日目 ○千代大龍(引き落とし)剣翔●(16日・両国国技館)

 前日の取組で左膝を負傷した西十両4枚目・千代大龍(27)=九重=が強行出場。剣翔(追手風)に立ち合い踏み込んでから、得意の引き技で引き落とし。初日からの連勝を6に延ばした。

 土俵上で蹲踞(そんきょ)もできず痛くないわけがない。ただ休めなかった。「一番大きいのは(番付に)ケツがなかったから。出るしかないでしょ。どんなに汚い相撲でも勝ち星がないと休めない」。残り10日を全休すれば幕下陥落もあり得る。病院では全治2、3週間と診断されたが、家族を持つ男としては、是が非でも関取の座を守りたい、という思いが体を動かした。

 「先代師匠が生きていたらダメでしたね。稽古場に降りれない段階で休めと言われましたよ」と7月31日に亡くなった元横綱・千代の富士を思い出す一幕も。

 取組前にはけがを負わされた大輝(八角)から謝罪を受けたが、はねつけた。「ふざけんなってね。勝負事で謝りに来るんじゃないって言いましたよ」と勝負師のプライドを携えて勝ち越しまであと2勝に挑む。

最終更新:9月16日(金)17時37分

スポーツ報知