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止まらない隠岐の海=2横綱3大関を撃破-大相撲秋場所6日目

時事通信 9月16日(金)21時37分配信

 自らの快進撃に戸惑いを隠せずにつぶやいた。「いつも通りだけど、最近どこかフワフワしている」。隠岐の海が2横綱3大関を倒して無傷の6連勝。勢いが止まる気配はない。

 この日も鮮やかな逆転勝ちだった。立ち合いで琴奨菊に左を差されて一気に寄られた。しかし土俵際で残して懐の深さを生かした。回り込んで胸を合わせ、左右から揺さぶり続けると相手の上体が伸び始めた。機を見て左からすくう。その反動を利用して鮮やかな右小手投げ。「今場所は振ったらみんな崩れる。何か嫌なんでしょうかね」と人ごとのように笑ってみせた。

 7日目に豪栄道を倒せば、出場している6人の横綱、大関をすべて撃破。これまで平幕で5人以上に全勝したのは、1985年名古屋場所で2横綱3大関を総なめした北尾(後の横綱双羽黒)。それ以来の快挙となる。

 その全勝対決に水を向けられても「ここでしゃべっても勝つときは勝つし、負けるときは負ける」と素っ気ない。マイペースを貫く31歳が場所の主役を張り続けている。

最終更新:9月16日(金)22時27分

時事通信