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築地市場会長が都に怒り「責任を取ってもらいたい」

日刊スポーツ 9月16日(金)23時11分配信

 築地市場協会の伊藤裕康会長らが16日、都庁を訪れ、東京都中央卸売市場の岸本良一市場長に、豊洲市場の土壌汚染対策等に関する抗議文を提出した。

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 抗議文では、豊洲市場をめぐって問題となっている「盛り土」や「地下空間」など、都の独断でなされたとする一連の報道内容が一切、市場業界には知らされず、都民にも公表されなかったことへの抗議と、安全、安心の確保に向けた対応を早急に明らかにすることなどを強く求めている。

 伊藤会長は抗議文提出後、取材に応じ「大変ショックであったし、早急に原因を確かめ、安全対策をやってほしいと強く要望した。出荷者、小売りさん、さらには消費者の皆さんが納得する、こうだから安全だという措置を早急に取ってほしいと要望した」と説明した。岸本市場長の反応について聞かれると「おっしゃるとおりです。よく分かります」と返答したという。

 その上で、伊藤会長は怒りと失望をあらわにした。

 「(工法の変更は)知らなかった。都は工法においても、我々に対しても議会に対しても全くのウソを語っていた。本当のことを早く言ってくれ、ということ。テレビ、新聞でどんどん報道されているから(消費者の)皆さんは不信感、不安感に覆われていると思う。たとえ私たちがOKと言われて豊洲に行っても、皆さんに買っていただかなければ商売にならないし、市場として成り立たない。安心、安全が皆さんに、きちんと行き渡るようにしてもらわないといけない。(築地市場の関係者は)みんな、不安感でいっぱいだし、一体、いつになったら答えが出るんだということ。これに尽きる」

 この日、卸売業者の社長会が開催された。そこでの各社の共通見解は「いつになったら、向こう(豊洲)に行けるんだ。どういうふうに決まるんだ。早く決めてほしいし、メドだけでも早く出してほしい」だったという。

 業者の中には、豊洲市場移転に向けた準備を進める中で、投資をしている業者もある。築地市場との二重投資になり、資金繰りに苦しむ業者が多数、出る可能性もあるという。伊藤会長は「補償は全額を求めるのか?」と聞かれ、「原因は、全て東京都が起こしたこと。我々としては、その点は、はっきり責任を取ってもらいたい、という気持ちです。全額補償? もちろん。ただ、人によって事情は違う。(都には)確かめた上で言わないといけない」と語った。

最終更新:9月17日(土)1時49分

日刊スポーツ

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