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【バスケ】bj歴が長い選手はBリーグ試合球に苦戦? 「感触が全然違う」と戸惑いの声

スポーツ報知 9月17日(土)9時2分配信

 男子プロバスケットボール・Bリーグ1部の富山グラウジーズは24日、新潟と開幕戦(富山市総合体育館)を迎える。今季から始まるBリーグでは、ルールやチーム構成が大きく変更。プレーに対する影響やB1リーグ分析、新リーグの楽しみ方など、選手の声を聞いた。

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 大きな変更となったのが、ボールの種類だ。bjではスポルディング製だったが、Bリーグでは国際大会やNBLで使われるモルテン製に決定。スポルディングは人工皮革の8面体に対し、モルテンは天然皮革の12面体と大きく違う。対応に最も苦労しているのが、bj富山に8年間在籍したSG水戸健史(31)だ。「感触が全然違い、モルテンは滑る。強いパスが来たら、すっぽ抜けるレベル。ビニールから出したばかりのボールは厳しい。対策? 試合で新品にならないことを祈ります」とお手上げ状態。bj歴10年の3Pシューター、岡田優(33)も「モルテンはちょっと大きくて、重い感覚。たまに間違って、距離が短くなることがある」と完全には慣れていない。

 その一方で、bj東京、NBL千葉、bj富山と移籍してきたPG田中健介(31)は対応済み。「弾み方、吸い付き方が全然、違いますが大丈夫です。慣れですね」と気にしていない。bjのプレー歴が長い選手ほど苦労している状況だ。

 試合では外国人選手の出場枠が大きく変わった。昨季のbjは常時2人(合計8人)だったが、Bリーグは試合前に、各Qごとに0~2人で申請(合計6人)。「2―1―1―2」や「0―2―2―2」など組み合わせが可能で、外国人と日本人がマッチアップする可能性が高くなる。日本人ビッグマンの強化などが目的だが、長身の日本人選手が197センチのPF嶋田基志(29)しかいない富山にとって不利になる。水戸は「195センチ前後の日本人選手が3、4人いるチームも多い。走って対応するだけでは限界がある」と話す。守備では外国人を軸にゾーンで固めながら、オールコートプレスで時間を稼ぎ、攻撃では速攻を多用して、高さ不足を補うのがチーム方針。ボールへの対応を含め、どこまで有効にできるかが、勝負のカギを握りそうだ。(中田 康博)

最終更新:9月17日(土)10時48分

スポーツ報知