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北川悦吏子氏、NHK初執筆作品「めちゃくちゃ大変だった」

オリコン 9/16(金) 16:43配信

 『愛していると言ってくれ』『ビューティフルライフ』(ともにTBS)、『ロングバケーション』(フジ)などを手がけ、女性たちから“恋愛の神様”と呼ばれた脚本家・北川悦吏子氏がNHKで初執筆した連続ドラマ『運命に、似た恋』(23日スタート、毎週金曜 後10:00、全8回)の試写会が16日、東京・渋谷の同局で行われた。

【写真】北川氏が太鼓判 カップルを演じた原田知世&斎藤工

 主演の原田知世、斎藤工とともに会見に臨んだ北川氏は「NHKでは初めてだったけど、民放でけっこう当てているので楽勝かなと思っていたら、めちゃくちゃ本直しが大変だった」とあけすけに語り、「これ以上ないくらい頭を使って書いた作品。粘って練り上げられた本を、現場のスタッフやキャストは1シーン1カット、一期一会のつもりで撮ったと言っている。本気で作ったことが観ればわかるドラマになっていると自負しています」と猛烈にアピールしていた。

 幼かったある日、ひとりの少年と再会の誓いを立てた思い出を胸に秘めながら生きてきた主人公・桜井香澄(カスミ/原田)は45歳になり、生きるためにただ精いっぱい、クリーニング店で働く日々を過ごしていた。そんな彼女の前に、新進気鋭のデザイナー・小沢勇凛(ユーリ/斎藤)が現れる。男が彼女の前に現れたのは偶然なのか? もしかしたら彼こそ、あの時の少年なのではないのか? まるで境遇の違う2人が、周囲の人を巻き込みながら恋に落ちていく大人の純愛物語。

 北川氏は「原田さん(肌の色が)白いし、工くんは(同じく)黒いし、この2人のカップルはすごくいいと思った」と独特の言い回しで、「私は完全に毎回当て書きするタイプ。2人がいなかったらカスミもユーリも生まれなかった」とキャスティングに太鼓判。「連ドラを書いていると、時々、私が作り出したキャラクターが役者さんに乗っ取られてしまった、という感覚になる。『愛してくれ~』は完全に豊川悦司に乗っ取られたと思っているんですが、それを思い出しました」と名作になる予感を一生懸命、伝えようとしていた。

 斎藤は「脚本から気迫」があふれていたといい「クリーニング店の作業場にカメラを入れてカスミさんが本当に働いているリアルな絵作りをしているのを観て、この作品にかける皆の決意みたいなのを感じた」と振り返った。

 シングルマザーのカスミとは対照的な人物、大手家具メーカーの社長夫人でありながらユーリと割りきった大人の関係を続け、優雅な生活を謳歌している白井真帆(マホ/山口紗弥加)が登場し、カスミと女同士、感情をぶつけあう見せ場も用意されている。原田は「いままでやったことがないようなお芝居も盛り込まれていて、演じるってなんて楽しんだろうって思いました。夢中で演じていました」と話していた。

最終更新:9/16(金) 17:04

オリコン