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遼、とりささみ食べてとりまくり!9バーディーで単独首位/国内男子

サンケイスポーツ 9月16日(金)5時0分配信

 ANAオープン第1日(15日、北海道・札幌GC輪厚C=7063ヤード、パー72)ANAとスポンサー契約を結ぶ大会ホストプロで、昨年大会覇者の石川遼(24)=CASIO=が9バーディー、ボギーなしの9アンダー63で回り、自身4度目の初日単独首位でスタートした。前日14日のプロアマ戦(チーム戦方式)で18連続バーディー、54をマークした勢いを継続。ラウンド中に「鶏のささみ」を食べて栄養を補いながら、連覇に向けて好発進した。

 北海道の気候同様に、涼しい顔でバーディーを取り続けた。10番から出て最終9番(パー5)で2メートルを決め、9個目。石川が63をたたき出し、連覇へ最高の滑り出しだ。

 「スタートとしては本当に良かった。スコア的にはイメージに近い感じで、バーディーを取っていくことができた」

 パー3を除く14ホールのすべての第1打でドライバーを握り、優勝した昨年大会同様に攻め続けた。向かい風だった左ドッグレッグの7番(403ヤード、パー4)ではドライバーで残り104ヤードまで運び、第2打をSWでピン左1メートルにつけた。

 「ショットの内容は引き続き“やれている”感じ。試合の集中力、より研ぎ澄まされた感覚の中で、きのうよりもつかむものがあった」

 アマチュア3人と組むチーム戦で競った前日のプロアマ戦は全18ホールでバーディー。4人全員が打ち、1打ごとに最もいいボールを選べる「スクランブル方式」とはいえ、「54」を出した。喜びつつも「プロアマ戦ですから」と話していたが、本戦も「63」をマーク。微風でスコアの出やすかった中でも、ずば抜けた数字で飛び出した。

 「どのホールもボギーの可能性がある中、最善と思う所に攻め続けていくのは精神力も体力も使う。きょうはおなかが空いたな、という感じ」

 「食」が好プレーを支えた。午後0時10分にスタートし、同2時半に折り返し。10ホール目の1番でおにぎりを食べ、炭水化物を補った。さらに数ホール後、キャディーバッグから鶏のささみを取り出した。「低カロリー・高タンパク」の代表的食材をしょうゆ味に煮たものを食べ、栄養を補給。「集中力を使うとタンパク質を使うので」。難関・輪厚コースを相手に減り続けるタンパク質をささみで補給し、集中力を持続した。以前からよく用意している軽食で、カレー味や塩味の日もある。午後4時半のホールアウト後は、まず水を飲んで体を気遣った。

 初日の単独首位は2010年9月の「フジサンケイクラシック」以来。過去に唯一、同一大会2連覇を果たしたときだ。

 「優勝争いの中でいいショットができれば、自分の財産になる。いい位置で週末にプレーができるように頑張りたい」

 練習を終え、会場を離れたのは午後6時。「きょうは先にご飯にしよう!」。一日の疲れを食事で癒やし、石川は再び戦いに向かう。

最終更新:9月16日(金)5時0分

サンケイスポーツ