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キリンHD、海外企業と組んでブラジル事業を再建 現地子会社を合弁に

産経新聞 9月16日(金)11時7分配信

 キリンホールディングス(HD)が、不振が続いているブラジル事業の再建に向け、オランダのハイネケンやベルギーのアンバイザー・ブッシュ・インベブなど数社と提携交渉に入ることが16日、わかった。年内にもブラジル事業の子会社を合弁会社に変更し、生産や物流などの協業を検討する。ブラジル事業の収益を提携によって、早期に改善させる狙いだ。

 原材料の調達や商品の配送などを共同で行い、コスト削減を目指す。出資の受け入れも検討する。今後、条件面の詰めを行うが、折り合わなければ提携を見送る可能性もある。

 キリンHDは2011年にブラジルの大手ビールメーカー、スキンカリオール(現ブラジルキリン)を買収したが、ブラジルの景気減速や他社との競争激化で業績が低迷。平成27年12月期連結決算では、ブラジル事業の業績悪化に伴う減損損失1100億円計上したことで、昭和24年の上場以来、初めて最終損益が赤字に転落していた。

最終更新:9月16日(金)11時7分

産経新聞