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佐川急便を家宅捜索 駐車違反で運転手が知人を身代わり出頭か 警視庁

産経新聞 9月16日(金)11時19分配信

 宅配便大手「佐川急便」東京営業所(江東区)の男性運転手が駐車違反をした際、知人の男性を出頭させた疑いが強まったとして、警視庁は16日、道交法違反などの容疑で、同営業所などを家宅捜索した。他の複数の運転手も同様の不正を行った可能性があり、警視庁が裏付け捜査を進める。

 警視庁によると、男性運転手は今年5月、勤務中に中型免許が必要なトラックで駐車違反をしたが、普通免許しか取得していない別の男性が出頭して反則金の支払いなど必要な手続きを行っていたという。

 警視庁の違反切符を審査する部署の調査で発覚。身代わりで出頭した男性は「佐川急便の社員から身代わり出頭を頼まれた」と話した。

 ほかの運転手も、知人や家族に身代わり出頭させていた可能性が高いという。人事評価や業務への悪影響を避けるためだったとみられ、警視庁は上司や同僚などの助言がなかったかも含め、詳しい経緯を調べる。

 佐川急便をめぐっては、平成19年にパーキングメーターに細工して誤作動させ、トラックを駐車し続けたとして、運転手が偽計業務妨害容疑で書類送検されていた。

最終更新:9月16日(金)12時37分

産経新聞