ここから本文です

無登録象牙を売買容疑 小物店経営会社らを書類送検 警視庁

産経新聞 9月16日(金)15時35分配信

 ワシントン条約で取引が規制されている象牙を無登録で売買したとして、警視庁生活環境課は16日、種の保存法違反(譲渡)容疑などで、古物店経営「モレラCD」(東京都)の元社員の男(53)=板橋区=ら男女5人と、法人としての同社を書類送検した。

 ほかに書類送検されたのは、同社が運営する古物店「おたからや蓮沼店」(同区)に象牙を販売した客の女(67)=北区=ら。

 書類送検容疑は平成26年4月、北区の女がおたからやに象牙1本を6600円で販売。その後、元社員の男らがインターネットオークションに出品し、中国籍の飲食店従業員の男(39)=葛飾区=が、同5月に約5万7千円で落札したとしている。

 おたからやに売った女は象牙について「昭和47年に夫が香港旅行で買ってきた。処分したかった」と説明。中国籍の男は「自宅の装飾品として買った」と話している。象牙は長さ約50センチ、重さ約1・4キロ。

 5人とも容疑を認める一方、「売買に登録が必要とは思わなかった」などと話している。象牙はワシントン条約で商取引が禁止されており、国内販売には環境省への登録が必要。

最終更新:9月16日(金)15時35分

産経新聞