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歌舞伎で明宝盛り上げ 「気良歌舞伎」あす公演

岐阜新聞Web 9月16日(金)9時22分配信

 岐阜県郡上市明宝気良(けら)の若者らでつくる気良歌舞伎一座は17日、今年も地歌舞伎の公演を行う。本番が目前に迫り市内の稽古場はメンバーの熱気に包まれている。一座は、今年春に歌舞伎にまつわる資料の展示を初めて企画するなど、地域を盛り上げる活動を展開。一時途絶えた気良地区の地歌舞伎だが、復活から12年目を迎え、地域に根付きつつある。
 一座は20~40代の約30人。2005年に復活して以降、毎年地元の神社例祭に合わせて歌舞伎を披露している。昨年は、同市八幡町の高雄歌舞伎と共演。この春は、古い木造の旧明方小学校の講堂を会場として地歌舞伎の企画展を開催した。
 今年は「菅原(すがわら)伝授手(でんじゅて)習鑑(ならいかがみ)寺子屋」を上演する。平安時代、左大臣藤原時平の陰謀で流罪となった菅原道真に仕える家柄に生まれた三つ子の物語。
 稽古は7月下旬から、同講堂や明宝コミュニティセンター(同市明宝二間手)で行ってきた。今月上旬には公開稽古を行うなど、地域ぐるみの歌舞伎づくりも試みた。舞台では、衣装に身を固めたメンバーが本番さながらの迫力ある演技をみせている。日置敏明市長も村人役で特別出演する。
 高田新一郎座長は「上演時間が1時間30分以上の大作。今年も皆さんに喜んでもらえるよう頑張りたい」と話す。17日午後6時30分から明宝コミセンで、太鼓演奏などに続いて上演される。問い合わせは明宝観光協会、電話0575(87)2844。

岐阜新聞社

最終更新:9月16日(金)11時23分

岐阜新聞Web