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コピー感覚で立体造形-明治大、3年以内に新3Dプリンター実用化

日刊工業新聞電子版 9月16日(金)13時42分配信

造形物の3Dデータは不要

 明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の宮下芳明教授らは、対象物の画像を取り込んでコピー感覚で造形物を出力できる3Dプリンターシステム「Fitter」を開発した。対象物の画像をスキャナーで取り込み、その形に合わせて描き込んだ形をそのまま出力する。手の形から指輪を作ったり、メガネからメガネケースを作ったりできる。造形物の3Dデータは不要。3年内の実用化を目指す。

【動画】3Dプリンターシステム「Fitter」紹介(明治大学提供)

 タッチディスプレー上に、例えばメガネをを置いて画像を取り込み、輪郭をディスプレーに表示する。この輪郭に沿ってケースの形を描き込むと、システムが3次元モデルを自動生成して、3Dプリンターでメガネケースを出力する。

 3Dプリンターの知識がない人でも簡単に使え、飛行ロボット(ドローン)のような複雑な形状でもケースを造形できる。既存の3Dデータを取得して大きさも調整可能。

 材料はポリ乳酸(PLA)を採用した。手のひらサイズであれば造形時に反ってしまうことはなかったという。磁性PLAを使えば磁石にくっつく造形物を作れる。今後、店舗やイベント会場など、利用シーンに応じたシステム構成を検討して実用化を目指す。

最終更新:9月16日(金)13時52分

日刊工業新聞電子版

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