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NY株上昇、アップルへの買い継続(15日)

ロイター 9月16日(金)5時50分配信

【ニューヨーク株式市況】
9月15日木曜日-米国株式市場は上昇、ダウ平均株価は177ドル値上がりしました。アップル株の急上昇、原油高、そして、この日発表の経済指標が軟調だったことで来週の利上げ観測が弱まったことがプラス材料となりました。まず、アップル株は、この日も上昇したことで4日続伸。3.4%高で引けました。アップルの過去最高値は、134.54ドルで、これも視野に入ってきた一方で、利益確定の売りが出やすくなる可能性を指摘する声も出ています。アップルの新型スマートフォンのiPhone(アイフォーン)7プラスの全世界初回出荷分が、予約注文で完売し、アイフォーン7も、新色のジェットブラックが完売しました。滑り出しが好調なことで、この日は、アップルが買われただけでなく、アップルに半導体供給するメーカーの株価も上昇しました。半導体設計のシーラス・ロジックは7.6%高。シーラスは売り上げの7割をアップルに依存しています。高周波半導体のスカイワークス・ソリューションズは6.4%高、決済サービス「アップルペイ」で使われるスワイプ技術を持つNXPセミコンダクターズは2.4%高となっています。15日の原油先物相場は上昇しました。ガソリン先物の急上昇や米国株式市場の値上がりにつられた格好です。米国内のコロニアル・パイプラインで漏れがみつかり一時主要ラインを停止、再開後も通常よりペースを落として操業したと伝わるなどしてガソリン先物は上昇しました。米商務省が発表した8月の小売売上高は前月比0.3%減と、市場予想の0.1%減を超える落ち込みとなりました。自動車など多岐にわたる分野が低調で、内需減速の兆候を示唆し、米連邦準備理事会(FRB)が来週利上げを見送るとの見方がさらに高まる可能性があります。さて、米大統領選共和党候補ドナルド・トランプ氏は、この日、ニューヨークで講演し、自身が掲げる減税や規制撤廃、通商政策の見直しにより、今後10年で2500万人の雇用を創出するとし、年間4%の成長率の実現を目指す考えを示しました。ダウ平均の構成銘柄は全面高で引けました。とくに上昇したのは、アップル、インテル、メルクなどでした。ロイターの我謝京子がニューヨークからレポート。(ニューヨーク 15日 ロイター)

最終更新:9月16日(金)5時50分

ロイター