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原子力機構に敦賀市長がいらだち もんじゅ廃炉議論にはくぎ

福井新聞ONLINE 9/16(金) 8:37配信

 政府が日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)を廃炉にする方向で最終調整していることに関連し、同市の渕上隆信市長は15日の市議会一般質問で、もんじゅで火災などのトラブルが相次いでいることに触れ「機構に憤りを感じるし、一体何をやっているんだという気持ち」と、いらだちをあらわにした。立石武志議員(無所属)への答弁。

 渕上市長は8~9月に現場を視察し士気高揚を図り、松野博一文部科学相と面談した際も、もんじゅ存続を強く要望した。一方でもんじゅではこの間、冷却設備から白煙が上がるなどトラブルが相次いでいる。

 渕上市長はこの日の答弁で「トラブルで政府判断がいろんな方に傾く」と機構の不手際を批判。一方で「ナトリウム漏れ事故以降20年間、同じ思いながら地元が応援してきたのは、研究成果によって日本が豊かになるならという思いだった。成果を上げないまま手を下ろすのは地元としては非常に不満」と廃炉議論にくぎを刺した。

福井新聞社

最終更新:9/16(金) 11:49

福井新聞ONLINE