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地震で倒壊、阿蘇神社の重文が22年度中に復旧 工期短縮 総事業費は9億3千万円

西日本新聞 9月16日(金)11時10分配信

 熊本県阿蘇市の阿蘇神社は15日、熊本地震で倒壊した楼門など国重要文化財の建造物6棟について、2022年度中に復旧工事を終える計画を明らかにした。震災直後、復旧に10年を要すると見込んだが、修復予備調査の結果などから工期短縮が可能と判断した。

 対象は楼門と神殿3棟、神幸門、還御門。総事業費は推計9億3千万円。本年度は3億1500万円で神殿3棟の修理を終え、楼門の解体工事も行う。文化財補助事業で、事業費の約95%を国と県が補助する。

 楼門は部材を記録しながら解体し、可能な限り再使用する。文化財の価値を保ちながら耐震補強を講じるのが基本方針で、工事の公開も検討。国重文以外の拝殿(全壊)などの復旧は、資金調達を含めて神社が事業計画づくりをしている。

=2016/09/16付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:9月16日(金)11時10分

西日本新聞