ここから本文です

UACJと蘭コンステリウムの米国車材合弁、2年内のフル稼働目指す

鉄鋼新聞 9/16(金) 6:00配信

 UACJ(社長・岡田満氏)がオランダのコンステリウムと共同で建設を進めていた米国における自動車用アルミパネル仕上げ拠点が14日、現地で開業式を開催した。現在認証作業を続ける新工場での受注を強化し、今後2年間でのフル生産を目指していく。15日、UACJが発表した。

 式典にはケンタッキー州知事ほか、UACJからは山内重徳会長、中野隆喜専務が出席するなど関係者、取引先を含めて約170人が出席し開業を祝った。
 このほど開業したのはUACJとコンステリウムの合弁会社Constellium―UACJ ABS(CUA、本社・ケンタッキー州ボーリンググリーン、CEO・Simon Laddychuk)。出資比率はコンステリウムが51%、UACJや住友商事などが出資するトライ―アローズ・アルミナムHDが49%。ケンタッキー州ボーリンググリーンと自動車産業が集積するエリアに敷地面積2万900平方メートル、年産能力10万トンの工場を有する。最新鋭の仕上げ連続熱処理ラインと表面処理ラインに加え、最先端の製造技術を保有しており、自動車用パネル材、自動車用構造材といったさまざまな自動車用アルミ材を北米自動車メーカーに供給していく。本格稼働を開始した新工場は顧客からの認証作業を続けており、今後約2年でフル生産となる計画。
 開業式に当たって岡田社長は「北米における自動車用アルミニウム材市場が急速に拡大するこのタイミングで、この新しい工場が稼働を開始することは非常に感慨深い」とコメントした。

最終更新:9/16(金) 6:00

鉄鋼新聞