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タカ・バンデン狙う100球完投 110日ぶりマウンドで球数制限

西日本スポーツ 9月16日(金)12時10分配信

 蓄積疲労などでファーム調整を続けていたリック・バンデンハーク投手(31)が15日、球数制限下での完投を目標に据えた。18日のオリックス戦(ヤフオクドーム)で、5月31日の中日戦(同)以来110日ぶりに1軍マウンドに立つが、2軍の実戦調整では5回が最長。今回は100球前後の制限が設けられる。先発の役割として常に完投をテーマにしている右腕。復活登板で試合を投げ切り、リーグ制覇へ勢いを付ける。

練習の合間に談笑する和田

■1軍練習に合流

 本拠地に頼もしい背番号44が帰ってきた。ヤフオクドームで行われた先発投手の調整練習に、バンデンハークが合流。6月1日に出場選手登録を外れて以降、グラウンドに姿を見せたのは初めてだ。「みんながいるところに戻れてうれしい」と笑みをこぼした。

 ただし、いきなりフルスロットル、というわけにはいかない。2軍で本格復帰後の登板は2試合。9日のウエスタン・オリックス戦で投げた5回72球が最長で最多だ。あいさつを交わした工藤監督は「顔も見たけど大丈夫そう」と安心しつつ「球数の制限とかは、もちろん設ける」と説明。100球前後がめどになるもようだ。

 右腕も現状を受け入れている。そのうえで「(球数)制限は気にせず、一球一球大切に投げていく。試合を投げ切ることを目標としてやっていく」と宣言。「チームが苦戦しているとき、見ていてつらい部分はあった」。長期離脱してチームに迷惑を掛けたことを取り戻したい思いが強い。

■オリに5戦全勝

 この2年間、25試合に登板して15勝1敗。圧倒的な勝率を誇る一方で、完投した試合はない。ただ、オリックスには来日から5戦全勝。糸井や吉田正が好調で、チームが後半戦10試合で2勝8敗と苦戦している猛牛を黙らせるには適役だ。復帰登板で完投となれば、登板過多気味の救援陣を休ませることもできる。

 この日はキャッチボールなどで肩慣らししてブルペンへ。佐藤、田之上両投手コーチの前で変化球を交えて46球。バンデンハークは「100パーセントに近い状態で戻ってこられた。1軍で投げていたときよりも感じがいい」と不安を感じさせない。田之上コーチも「ボールに強さがあった。カーブにも安定感があった」と喜んだ。

 今季8勝の東浜や同4勝の岩崎がブルペン待機しているため、早めの継投に入りやすい状況ではある。ただ、そこに“甘え”てしまうことは彼の流儀に反する。「過去を振り返っても仕方がない。これから前を向いて頑張っていきたい」。残り試合は13試合。勝利だけを求められる状況で、その期待に応えていく。

=2016/09/16付 西日本スポーツ=

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最終更新:9月16日(金)12時10分

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