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「まさに怪物」 “鉄人”大井選手、円盤から砲丸へ/リオパラリンピック

デーリー東北新聞社 9月16日(金)10時50分配信

 リオデジャネイロパラリンピックの陸上男子砲丸投げ(F53・車いす)で、7位入賞を果たした洋野町種市の大井利江選手(68)。目標としたメダル獲得はならなかったが、4大会連続で世界と渡り合った“鉄人”。家族や町民は「よく頑張った」「地元の星だ」とたたえた。

 前回のロンドンまで円盤投げだったが、今回は砲丸投げで出場した。2014年に転向してから、利き手でない左腕で奮闘。再びパラ五輪の切符をつかみ、アテネの銀、北京の銅に続くメダルを狙っていた。

 妻の須恵子さん(75)は15日朝に結果を知った。自宅での取材に「メダルは残念だったけど、入賞できたので良かった」と笑顔で語り、「帰ってきたら、頑張ったねと言いたい」とねぎらった。

 「70歳も近いのにまさに怪物」。小中学校の同級生の酒井久男さん(67)=同町=は、「子どもや孫みたいな他国の選手と競う姿に、同級生として誇りを感じた。胸を張って帰ってきてほしい」と感嘆した様子で語った。 

 水上信宏町長は「種目が変わっても努力し、日本代表として活躍してくれた。(台風10号の災害で)元気のなかった洋野町、岩手県全体に希望をくれた」と称賛した。

デーリー東北新聞社

最終更新:9月16日(金)10時50分

デーリー東北新聞社