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沖縄県内で急増、還付金詐欺 「ATM誘導は全て詐欺」県警が注意呼び掛け

沖縄タイムス 9/16(金) 16:35配信

 「保険金の払い戻しがある」などとうその電話をかけて現金をだまし取る還付金詐欺の被害が、沖縄県内で増えている。ことし1~8月末までの被害件数は10件で、昨年(1~12月末)の8件を既に超えている。被害額も昨年より74万円多い約994万円に上っており、県警は「還付手続きのために、ATMに誘導するものは全て詐欺」だとして注意を呼び掛けている。

 県警安全なまちづくり推進室によると、還付金詐欺のほか架空請求詐欺などを含めた特殊詐欺全体の被害件数は、ことし1~8月末で20件。

 被害総額は約1800万円で、件数・被害額ともに還付金詐欺が半分以上を占めている状況。還付金詐欺の被害者は、70~90代の高齢者がほとんどだ。

 ことし5月には、浦添市内の80代女性宅に福祉関係の職員になりすました男から「健康保険の還付がある」などとうその電話があり、女性は現金約300万円をだまし取られた。男は女性の携帯に電話をかけ、ショッピングセンターの店外ATMに誘導し、現金を振り込ませたという。

 今月に入ってから15日までに、被害はなかったものの銀行員や役所職員を名乗る男から「医療費の還付金がある」などと電話があり、ATMへ誘導する不審な電話が3件確認されている。

 県警は「医療費や保険金などの払い戻しに関する話があれば、家族や役所、警察に必ず相談してほしい」と注意を喚起している。

最終更新:9/16(金) 16:35

沖縄タイムス