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サル捕獲に大型おり

紀伊民報 9/16(金) 17:01配信

 和歌山県内山間部ではサルの被害に悩まされている農家が多いが、田辺市龍神村柳瀬で、国の中山間地域等直接支払制度による交付金を利用し、協定を結んだ17戸の農家がサルを捕獲するおりを設置している。捕獲数は1年余りで20匹を超えている。

 柳瀬の応地地区と東方地区の被害農家らが「下柳瀬南集落協定」の名称で、国が交付する中山間地域等直接支払制度を活用。昨年8月から、獣害対策としておりを設置して捕獲を本格的に始め昨年は計11匹、今年は6月に6匹、8月に7匹、9月に2匹の計15匹を捕獲した。

 サルの捕獲用おりは、農家自ら設計図を描いて鉄パイプを用いて組み立てた。大きさは底面の1辺が約6メートル、もう1辺が約4メートルで高さは約4メートルある。クリの木の近くに設置して、実を食べに来たサルが、おりの上部からも侵入できるように工夫した。

 龍神行政局によると、龍神村内で中山間地域等直接支払制度の事業を利用して、大型のサルの捕獲用おりを設置しているのはここだけという。

 龍神村全域での過去5年間のサルの捕獲数は、2012年度35匹、13年度29匹、14年度42匹、15年度73匹、16年度は7月までに21匹となっている。

最終更新:9/16(金) 17:01

紀伊民報