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「すすきまつり」始まる

紀伊民報 9月16日(金)17時0分配信

 和歌山県田辺市本宮町で15日から、町内の事業所で秋の七草である「ススキ」を店先や客室などに飾る「熊野本宮すすきまつり」が始まった。観光客へのおもてなしを目的とした本宮町商工会の取り組み。本宮郵便局(本宮町本宮)では、ススキを飾るとともに、ススキで作った招き猫もお目見えした。

 町内にある宿泊施設や飲食店、公共施設など13事業所が参加している。

 本宮郵便局ではススキやオミナエシといった草花のほか、前田政也局長(60)の妻・扶美さん(56)が制作した「人生応援 招き猫」を展示。高さと幅は約95センチで、扇を持った両手を挙げた招き猫が、にこやかな表情で来局者を迎えている。

 材料のススキは、紀伊半島大水害の犠牲者の鎮魂になればと、昨秋、夫妻で那智勝浦町や新宮市熊野川町などを回って集めた。竹で骨組みを組み立て、その上にかぶせた金網にススキを差し込んではさみで形を整えるなどし、3カ月ほどかけて作った。

 すすきまつりの期間は22日までだが、招き猫は本年度末まで展示する予定。本宮郵便局では、昨年のすすきまつりに合わせて展示したススキで作った人気アニメキャラクター「トトロ」も飾っている。局内に飾っているため、観賞できるのは窓口業務がある平日のみ。

最終更新:9月16日(金)17時0分

紀伊民報